競技をささえるのは、実行委員会や係活動です。「生徒が主役!」の本校では、生徒と先生方が一体となり、「チーム長野」で取り組んでいます。
本日、5時間目に火災を想定した避難訓練を実施しました。教頭先生からの避難放送後、担任を先頭に校庭へすばやく避難しました。学年主任から教頭、そして校長先生までの報告にかかった時間は4分37秒で、昨年の4分45秒、一昨年の6分42秒を大幅に短縮するものでした。発生場所等避難経路の違いもありますが、生徒たちはすばやく移動していました。校長先生の講評は、1923年9月1日正午に発生した関東大震災のことについてふれました。昼どきと重なり、ほとんどかまどを使って火を使っており、今みたいにスイッチで簡単に火を消すことができない状況の中で死者数は10万人をこえ、その中の9割の方が火災によるものであったということでした。また、今日の避難訓練は、先生の指示のもと、動くことができましたが、いつも先生や保護者いるとは限らないもので、想定外の状況下では、一人一人が的確に行動できなくてはいけないこと。さらに、中学生は、小学生以下の子どもやおじいちゃん、おばあちゃんを救うことも必要であるという話がありました。
42日間の長い夏休みを終え、本日、503名の生徒が元気に登校しました。始業式の校長先生の式辞の内容の概要は以下のとおりです。①郷土愛、地域の結びつきが希薄になる中、行田ならではの夏祭りである浮城祭りに、生徒、職員、保護者178名で長中連を結成し、チーム長野でだんべ踊りに参加できたことは、本校の誇りである。②リオのオリンピックで日本選手団の活躍からたくさんの勇気と感動を得たこと。特に逆転につぐ逆転で日本人の気迫と魂を感じたこと。ライバルを称える光景からスポーツマンシップの素晴らしさ、美しさを感じたこと③相模原市障害者福祉施設殺傷事件より、21世を生きる我々は障害のある人もない人もお互いが認め合い、励まし合い、自立に向け、共に生きる社会をつくることの大切さについて④地元の中学生3人が関与した東松山市で起きた痛ましい事件より、命の尊さについて⑤青森県東北町でおきた中学1年生の自殺により、いじめの根絶と悩んでいることや困っていることへの対応について⑥創立70年目を迎えた長野中にとって伝統の学校行事である体育祭をひかえ、チーム長野として、2学期、学年、学級の一員として、団結し、熱く燃えることを期待する。また、その後、各学年の代表から2学期の目標と抱負が語られました。さらに、夏休み中に活躍した生徒の表彰を行いました。保護者・地域の皆様、長野中にとって、ますます発展・充実する学期となるよう生徒・職員、力を合わせて取り組んでいきますので、1学期同様、ご理解・ご協力をお願いいたします。